プランセンタ点滴の副作用:ショック症状

プランセンタには美容や健康によい
様々な成分が入っています。

プランセンタを点滴で直接静脈内に投与することで、
疲労回復や美容効果が期待できます。

注射に比べて、吸収率が高く即効性があるのが
プランセンタ点滴の特徴です。

即効性がある

しかし即効性はあっても持続性は高くありません。

静脈内に直接入り体全体にいきわたるのが早いほど、
身体から排出される時間も早くなるためです。

また、プランセンタ点滴は厚生労働省からは
未認可であることを知っておく必要があります。

製薬会社の説明書には、「筋肉注射または
皮下注射すること」と書かれおり、注意書きとして
「静脈内注射はしないこと」という記述があるのです。

その理由として、プランセンタ点滴によるショック症状や
血圧低下、チアノーゼ、呼吸困難などの副作用が
報告されているからです。

点滴の効能

これはアナフィラキシーショックにも似た症状のため、
命にかかわることさえあります。

さらに、プランセンタ点滴を一度でも受けたことの
ある人は献血ができなくなります。

その理由は、輸血や臓器移植を受けた人が献血が
できないのと同じです。

点滴に使われるプランセンタは人の胎盤から
抽出されたものを使用するため、未知の感染症などの
可能性が否定できないことにあります。

未認可でもプランセンタ点滴を行うクリニックなどは
ありますが、事前に信頼できる医師やクリニックであるか、
しっかり確認することが大切です。

そして実際に点滴を受ける際にはショック症状などの
副作用があることを認識したうえで行うことが必要です。